漫想 04 特集:東京のロック ¥500

いつも誌上での意表をついた組み合わせを実現してきた漫想。久々に出た4号は、東京・下北沢を拠点にイベントや漫画雑誌「スニフティ」の発行などを手がけるTOKYOHELLOZがデザインを、野口道代が編集に参加してのコラボになっています。結果的に東京のアンダーグラウンドシーンで音楽活動をしている人が数多く執筆、東京のロックという特集になりました。
●東京アンダーグラウンドシーン相関図
●文・マスダユキ 挿絵・大橋裕之「A柴のこと」
●大柴陽介(デーモンズ)「Do You Wanna Dances?」
●文・野口道代 写真・前野健太「無力無善寺で私がみたもの」
●佐藤正訓「ハヤシライスレコード雑記」
ディスクユニオンハヤシライスレーベルの若社長佐藤によるレーベルの発足の記録
●対談・岩永忠すけ(真美鳥)×狩生健志(owkmjほかに参加 YAKEN STUDIO)「切腹」
●川染喜弘(音がバンド名)「醜い心」
●文・二宮友和(イースタンユース、ひょうたん) 挿絵・峰松宏徳 小説「裏路地」
●加藤淳也(TOKYOHELLOZ)「ぼくらのしっぱい」
伝説のイヴェント「ナイスショット」のはじまりとおわりについて
●粟生こずえ(ライター、バンド「我々」ベーシスト) 「読鬼日記」
●相良雄一(三月うさぎ)レコ評「軽めに」
A5判46P+特別ふろくのカードつき
「ミニコミ」カテゴリーアーカイブ
掌編漫画誌・土地 第一集
掌編漫画誌・土地 第一集 ¥500
藤子不二雄式の二人組ユニット山坂ヨサンセン(三好吾一、大西真人)が自身の作品の発表の場にと、始めた山坂書房。
漫画雑誌「山坂」に続き、多くの執筆者を得て長くても10数ページの短編ばかりを集めた「掌編漫画誌・土地」を創刊! 主に関西の同人誌系の若手〜中堅の掌編競演という趣き。
限定200部でエディションno入り。
●アシタモ「街を歩けば」
●大鯵温州「在所」
●大嶋宏和「どこか遠くへ」
●大西真人「水槽」
●炭子部山貝十「マダムパール」
●永田ボブ「犬山の娘」
●藤田みゆき「福は内 鬼は外」
●藤本和也「一目連の娘」
●三好吾一「映画の思い出」
●もぐこん(遠藤俊治)「 」
A5判92P
山川直人・内田かずひろ・保光敏将『昼と夜の空のつぎ目』
山川直人・内田かずひろ・保光敏将『昼と夜の空のつぎ目』 ¥420

高田渡が唄う『ブラザー軒』によって、詩人・菅原克己に出会った漫画家・内田かずひろ、山川直人、イラストレーター・保光敏将。菅原克己の詩の風景をそれぞれ度してきた彼らが『夜のもひとつ向うに』(2005)『朝の挨拶』(2007)に続き、菅原克己の世界を絵や漫画で三人三様に表現した冊子の第3弾にして完結篇。
「ブラザー軒」を内田かずひろ、「フィアンセ」「小さな魚」「やさしい犬」「たからもの」「丘の上の小さな家」を保光敏将、「〈偽札つくり〉について」を山川直人が、それぞれ描いています。
A5判56P
なお、シリーズの完結を記念して、これまでの三冊の原画展が行なわれます。
【期日】2009.4.29(水・祝)〜5.11(月)/11:30〜20:00
*5.3(日)・5.6(水・祝)のみ11:30〜15:30までの営業
【場所】谷中ボッサ
*会場はカフェなので、お飲物の御注文をお願いします
『オープニング雑談会ー小沢信男さんを囲んで』
菅原克己を偲ぶ会・げんげ忌の世話人でもある、
作家小沢信男さんをお招きして雑談会を行ないます。
【期日】4.29日(水・祝)18:30〜20:00
入場無料(1オーダーをお願いします/要予約)
予約・問い合わせ/03-3823-5952(谷中ボッサ)
山川直人さんのブログ「地球の生活」もご参照ください。

昭和レトロ学研究 第一号
昭和レトロ学研究 第一号 ¥1050

「少年懐古王」に続く、串間努さん編集・執筆の「昭和レトロ学研究」が創刊しました。
内容は基本的に昭和カルチャーの発掘で、懐古王の流れをくんでいます。
大特集は、昭和40年代のような佇まいと勢いを展開している台湾にB級グルメ、駄菓子、遊園地や温泉などを求めての5日ほどの旅行のレポートです!
走馬燈 02
走馬燈 02 ¥900

ガロのテイストを21世紀に復興した同人誌『架空』創刊に刺激され生まれた「走馬燈」。
漫画と漫画評論等の文芸を掲載する同誌は、「マンガ空間 走馬燈」と称していたが、今号からは”マンガ空間”がとれて、「マンガの墓場 走馬燈」に!
その名が示す通り、かつてのガロや夜行にあった”暗さ”を単なる形式として受け継ぐのでなく、現在の生活の根底に横たわる暗さに目を向け描き出そうという静かな意志が息づいています…。
