ミニコミ」カテゴリーアーカイブ

Nishiogi Lovers’ Book 12の地図付き西荻案内

Nishiogi Lovers' Book

Nishiogi Lovers’ Book 12の地図つき西荻案内(ニヒル牛文庫)¥1260

パン屋が選ぶ西荻最強のパン屋とは?
ジャム屋が下す西荻スイーツの評価は?
西荻の昼&夜、料理ライターが行く本当にうまい店は?
貧乏でも楽しい西荻のスポットは?
西荻で引っ越し7回! で、どんな物件???
西荻に出没する怪人・石川浩司はどこへ行く?
愛しの落とし物を求めて、下を向いて歩こう西荻!
ブックデザイナーが案内する西荻本屋、モガが誘う西荻骨董店、
朦朧としながら歩く西荻、時空を超えて歩く西荻
人の数だけ西荻「地図」がある。
西荻ラヴァーによる知れば知るほど面白くてふしぎな街のはじめての多重「地図」付きガイドブック。

ふつうのガイドブックとはちょっと違って、書き手によってページの雰囲気も変わる、西荻の友人複数に案内してもらっているような本。イラストの入った帯を広げて裏返す地図になります。
うーん、西荻に行きたくなってきた。

B6判202P

girl! vol.01 特集:腐っている、ということ

girl! vol.01
girl! vol.01 特集:腐っている、ということ(ガール社)¥945

性的あるいは心理的欠陥を抱えた女性というレッテルを貼られたりネタにされたり、またその同人活動が二次創作をメインにしていることから後ろめたさも手伝って、自らを語ることのなかった「腐女子」。存在が明るみに出ることをおそれ、語ること、語られることを避けてきたにもかかわらず、その文化は、現在カルチャーの文脈の中で着実に成長を続けている点に注目し、腐女子の目線から、非腐女子の目線から、あるいは腐女子文化を取り巻く男子の目線から様々に腐女子を論じ、腐女子論を特集!

【目次】
Girl’s side
伊達丸「腐ィルターごしの世界」
カヲリ「「男色」考〜「雑食女子」試論」
ふどううりくすこ「おたく地方民から視た腐の流れ」
干支きずな「「発酵」女子」

Boy’s side
船橋純「自己充足者のreflection」
ゆう「『東方永夜抄』における百合の構造」

Talk
腐女子×非腐女子「腐女子の思考回路」
腐男子×腐女子「腐男子の見る夢」
おたく×腐女子「腐女子の本体」

Article
遊木「ゼロ年代の総決算としてのAB!」
平山亜佐子「本朝異奘奇譚 またはヤマトナデジ娘☆七変化」
甘いぞ甘えび 小説「黄金の指輪」
ケタ「『カレカノ』と『フルバ』にみる「あなた」という「他者」」
りえ まんが「おくち汚しのおまけまんが」

B5判104P

怪処 vol.02 特集:怪談の現場/怪店営業中

怪処vol.02

怪処 vol.02 特集:怪談の現場/怪店営業中(とうもろこしの会)¥1000

怪談、オカルトの研究・取材を行うとうもろこしの会が年2回(夏・冬)発行するオカルトスポット探訪マガジン。

巻頭特集は「怪店営業中」。強壮にも効果大?な漢方ショップ、密教空間でシーシャを嗜めるバー、科学者マスターとの交流がキモのサイエンスバー、ゴールデン街の占いバー、不思議なパワーを隠し味として注入するたこ焼き店などなど、怪しい雰囲気と”パワー”を感じることができるお店を紹介。

「怪談の現場」では、ライター陣の奇妙な体験ストーリーとその現場写真で構成。百話物語のような雰囲気!?。

「長野 またひとつの霊」では、縄文時代の遺物が多く残る長野を訪ね、山岳信仰に代表されるような、大和朝廷に組み込まれる以前の土着宗教の名残りや、宗教空間を巡る。また、大二次世界大戦末期に本土決戦に備えて作られた地下壕、松代大本営や忍者資料館、ベニテングダケ狩りとその試食体験も掲載。

インタビューはホラーギャグ漫画家の押切蓮介。自身の作品にも影響を及ぼした、押切ファミリー(実家)におこった怪談のようなギャグのような実話を語る。

ほか、「追悼・小松左京「くだんのはは」の地へ」潜入ルポ「米軍エリア51 UFO秘密基地」、怪書紹介など。

B5判56P オールカラー

アニメルカ特別号 マンガルカ vol.1 

マンガルカ

アニメルカ特別号「マンガルカ vol.1.0」¥1575

アニメ批評同人誌「アニメルカ」が増刊号の『背景から考える——聖地・郊外・ミクスドリアリティ』と同時に特別号も発行。「マンガルカ」!

【インタビュー】
●西島大介×さやわか「西島大介のひらめき☆マンガ学校 三学期0.00000000日目」
●夏目房之介「夏目房之介のマンガルカ夜話」
●三上小又『ゆゆ式』式

【論考】
●泉信行「人気漫画から学ぶ「漫画のうまさ」と「漫画とは何か」——『HUNTERXHUNTER』の技巧と『ハチワンダイバー』の挑戦」
●村上裕一「脱理の展開——『HUNTERxHUNTER』論序説」
●坂上秋成「ロマンティシズムの箱庭」を超えて——中村明日美子『Jの総て』論
●やごさん「マンガと出会うことの〈現在〉」
●峰尾俊彦「幻想郷の見る夢——「マンガ」としての東方Project」

【対談】
●toqmitz×mt-i「La Seconde Histoire——フランスとマンガの諸事情をめぐって」

【レビュー】
吉田アミ 『想いの欠片』/『カストラチュラ』
たまごまご 『花もて語れ』/『CYNTHIA_THE_MISSION』
かーず 『この彼女はフィクションです。』/『危険がウォーキング』
GOLGO31 『GIANT KILLING』/『ニューヨーク・ニューヨーク』
Revin 『ハチワンダイバー』/『えの素』
けーた 『忘却のクレイドル』
後藤檀 『平成生まれ』
もんすん 『ぼくラはミンナ生きテイル!』/『脳内ポイズンベリー』
真悠信彦 『O/A』
渡辺寂 『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア BEYOND THE TIME』
ケタ 『学園ベビーシッターズ』/『封神演義』
田中埜土 『水域』/『純情パイン』

【マンガ】
ふみふみこ「だいぶ前からほろんでた、知らなかった?」
mot「マンガルカちゃん」
ナマエミョウジ「擬音カメラマン」「引力(野球ボール)」「壁ドン』

【表紙】西島大介×ふみふみこ
【デザイン】戸塚泰雄(nu)
【責任編集】高瀬司(反=アニメ批評)

A5判166P

おおむね月刊 東陽片岡 2012.01

月刊おおむね東陽片岡2012.01

おおむね月刊東陽片岡2012.01 ¥600

“おおむね月刊”らしく、8月号の次に出たのが10月号!(注:9月号はありません)、そして第3弾は2012年1月号という、時間にとらわれないジン「おおむね月刊東陽片岡」。表紙もカラーに戻って価格もファジーに変動。でも中身はいつだって100%東陽片岡です!

内容は——
巻頭言&お近況など
漫画:単行本に載せそこなった幻のお漫画シリーズ 東京片岡サムライ劇場「必殺起こし人が行く」
おひらせ「東陽片岡 こりゃたまらんショー」
こりゃたまらんコラム「温泉はたみゃら〜ん」の巻
漫画:東陽片岡の新ふにゃらか行進曲「たそがれビンボー食は電子レンジごはんだったのまき」
東陽片岡の『昭和の出涸らし』「懐かひいあの味この味ブルース」

今回の漫画も、演歌歌手藤原さん直伝のスパム+ごはんをはじめとした食に関する情報が織り込まれていて実用性?もあります。

B5判16P