8月6日よりはじまった、小林健二/銀河通信社の展示の模様を少しお伝えします。店内にアンティークの棚を持ち込んで、そこに、小林さんがアトリエで育成した人造結晶を展示しています。結晶は、期間中に少し入れ替わっています。(人造結晶は販売もしています)
言葉もわからず、縁もゆかりもないのに、何を思い立ったか、マンガを普及すべくコミック不毛?の地インドに単身渡り、ゼロからヒンディ語訳の『血だるま剣法』(平田弘史)出版にこぎつけた漫画家山松ゆうきち氏。その孤軍奮闘はインド人たちを否応なく巻き込み、涙と笑いをさそう物語となり『インドへ馬鹿がやって来た』にまとめられました。が、氏の努力も一滴の水がガンジス河の流れに消えてしまうように、過去に葬り去られようとしているとき…、またまたやってしまいました!
今度は、うどんと漫才をかの地にお届けすべく、そして食と笑いで人々の心を掴んだうえで満を持して漫画を売るべく、再びインドへ乗り込んだ山松氏。猛暑のインドでうどんをこね屋台をひき、インド人の相方を雇って漫才をストリートで実演、さらには出版事業にとインドに突進する山松さん。でも決してサクセスストーリーでもなければ感動ヒューマンドキュメンタリーでもない、インドをめぐる奇書がまたまた登場です!?
というわけで、その顛末を記した『またまたインドへ馬鹿がやって来た』(日本文芸社 ¥1575)の出版と、山松さんの一人ODA?な偉業を記念して、半日店長イベントを開催します。タコシェで『またまたインドへ馬鹿がやって来た』その前作となる『インドへ馬鹿がやって来た』および山松さんがインドで出版したヒンディ語版コミックなどの関連書籍をお求めのお客様にサインなどをいたします。
『またまたインドへ馬鹿がやって来た』発売中! タコシェでお求めの方に、整理番号つきイベント参加券を配布してます。
イベントの内容が少しずつまとまってきました! 当初は先生の手作りうどんをふるまうという案もありましたが、衛生面の問題を考えて断念、残念。しかし、当日 (1)山松ゆうきち特製うどんレシピを配布。(2)インドで役立つサヴァイヴァルなヒンディ語入門を配布 (3)インドで磨きをかけた漫才実演 (4)皆様の幸せを祈ってゆうきち先生が描くガネーシャのシールを配布 の実現に向けて動きはじめました。本も本編以外に、対談、小説、短編漫画、漫才台本などを収録してすごく充実してますが、イベントもお得な内容にしますので、ぜひいらしてください。
「死んでも何も残さないー中原昌也 自伝ー」の発売を記念して、タコシェにてサイン会を行ないます。該当書籍を当店にてお求めのお客様に、サインをお入れいたします。また、この日を含む3月下旬に絵画作品も展示即売いたします。自主制作CDも多数揃えます。
「死んでも何も残さないー中原昌也 自伝ー」(新潮社)¥1470
こんな四十にだけはなりたくなかった! 21世紀の『人間失格』が今、降臨する。青山に生まれ育ち、「暴力温泉芸者」の名で世界デビュー。文学賞三つも貰ったけれど、ホームレス寸前。もはや生きる伝説となった最後の無頼派作家/ミュージシャンの魂の軌跡全告白。(四六判 176P)
ご予約を承っております。通販をご希望のお客様はこちらから。店頭でのお渡しをご希望の場合は、お問い合わせフォームから、書名、冊数、お名前、ご連絡先をお知らせください。
※3月18日に発売が予定されていました「死んでも何も残さない」ですが、震災にともなう印刷や物流の遅れで、発売が3月末になります。これにともない、27日に予定しておりましたサイン会が4月3日に変更となりました。ご迷惑をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。