アート」カテゴリーアーカイブ

金氏徹平『金氏徹平のメルカトル・メンブレン』

金氏徹平『金氏徹平のメルカトル・メンブレン』(ナナロク社)¥3700+税

香川県・丸亀市猪熊弦一郎現代美術館で開催した、金氏徹平の同名展のために制作された作品集。
4冊組の作品集として、各書籍ごとに異なるデザイナーが金氏徹平の世界を表現しています。作品はジッパー式のビニール袋に封入され、袋の表面にはアーティスト自身の手によるドローイングが施されています。

内容
1 漫画作品集「コラージュ・ロマン・ユートピア」

マンガ雑誌に擬した体裁で コラージュの技法で制作された本作に、豪華ゲストによる寄稿も多数掲載。
寄稿:オオルタイチ/音楽家、円城塔/小説家、岡田利規/劇作家、 岡野大嗣/歌人、郭鸿蔚/美術家、坂本慎太郎/音楽家、三角みづ紀/詩人、 柴崎友香/小説家、松田青子/小説家、森千裕/美術家、倉石信乃/詩人、 木下龍也/歌人、ウィスット・ポンニミット/漫画家

ブックデザイン:服部一成
B5判(並製208pages(2色刷)
※両面カラーポスター付(本文綴込み)

2 対談インタビュー小論集「メルカトン・メンブレン」

対談:長嶋有(小説家)、インタビュー:坂本慎太郎、小論:大森俊克(美術批評家)
本展のタイトルを考案した長嶋有、元「ゆらゆら帝国」の坂本慎太郎、両者との対話に見えてくる金氏徹平の表現論。巻末には詳細なバイオグラフィーも掲載。

ブックデザイン:南大輔
A5判(中綴じ)36pages(2色刷)

3 メイキング写真集「組立 オバケのスカルプチャーのレクチャー」

金氏作品を組み立てる様子を青柳いずみによって再現。
200枚以上の写真で構成した、 作品のレシピ集。
福永信の詩情あふれるテキストが添えられる。

ブックデザイン:名久井直子
B6判(並製)208pages(4色刷)
※特製シール付

4 カタログ「金氏撤平のメルカトル・メンブレン」

会期中も変化を続ける展示の魅力を収録した一冊。
オオルタイチなど多彩なゲストとのパフォーマンスの様子など、その全貌を掲載。

ブックデザイン:金氏徹平・有佐祐樹
A4判32pages(4色刷)
撮影:パトリック・ツァイ、守屋友樹 写真提供:表恒匡
論考:国枝かつら

5 DVD 「金氏撤平のメルカトル・メンブレン」

展示中に行われたゲストとのパフォーマンス、ワークショップの様子を一部収録。

1. 2016年7月17日 オープニングパフォーマンス「オバケのスカルプチャー」
2. 2016年8月27日 プロジェクションマッピング「holes and buildings (MARUGAME)
3. 2016年9月24日、25日 ワークショップ「オバケの迷彩」
4. 2016年10月8日 パフォーマンス「タイチのためのスカルプチャー」
5. 2016年11月6日 クロージングパフォーマンス「スカルプチャーのオバケ(積み木、雪だるま、バリケード)

●金氏徹平(かねうじ・てっぺい)
1978 年京都府生まれ、京都市在住。2001 年京都市立芸術大学在籍中、
ロイヤル・カレッジ・オブ・アート(ロンドン)に交換留学。
2003 年京都市立芸術大学大学院修士課程彫刻専攻修了。
現在、同大学講師。日常の事物を収集し、コラージュ的手法を用いて作品を制作。
一貫して物質とイメージの関係を顕在化する造形システムの考案と変容を試み、
絵画、映像、写真など多様な表現形態を通して新しい彫刻のかたちを探求。
個展「溶け出す都市、空白の森」(横浜美術館、2009)、
「Towering Something」(ユーレンス現代美術センター、2013)、
「四角い液体、メタリックなメモリー」(京都芸術センター、2014)、
「金氏徹平のメルカトル・メンブレン」(丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、2016)など
国内外での展覧会のほか、舞台美術や装丁も多数。
あうるスポットプロデュース「家電のように解り合えない」(2011)、
KAATキッズ・プログラム2015 おいしいおかしいおしばい
「わかったさんのクッキー」(2015–2016)での舞台美術をはじめ、
「TOWER(theater)」(2017)では自身の映像作品の舞台化を手掛ける。

写真雑誌創刊! 川島小鳥 沼田元氣「イチゴ宣言0号」

川島小鳥 沼田元氣「イチゴ宣言0号」¥1200+税

写真家川島小鳥VS 沼田元氣の師弟フォト・タッグマッチの写真雑誌。両A面というか、リバーシブルになっています。

「今まで、写真界が立ち入れなかった究極の可愛良い(カワヨイ)を追求すべく、甘くて、酸っぱくて、誰もが顔を赤らめてしまう、世の中の部分を切り撮りました」とっておきのスウベニール写真帖。

今回は、お披露目お試しのということで 創刊0号。7インチ・ドーナツ盤レコードサイズ、オール天然色、角丸リバーシブル仕様。ゆくゆくは、『いちご音楽』のレコードを付けたいという思いからの判型だそうです。
写真でしか表現できない、究極の『可愛良い写真』集!

7inchドーナツ盤レコードサイズ 104pages

Son Ni「The Sun’s Shadow 太陽影子」

Son Ni「The Sun’s Shadow」¥1852+税

nos:booksを主宰するSon Niのイラストブック。

まるでカーボン紙のような黒地とカーボンがすけた薄紙が裏表になったような紙に、黒の線とカーボンのブルーのような2色で印刷されてたジン。
青の部分は、カーボンでアクシデンタルに転写されてしまったような? 黒で描かれた絵に関係あるようなないような絵柄とズレ加減。
一見、何も描かれていないような黒ページにも絵が隠れています!(3つある画像の一番上の黒い部分の右下にちょっと濃さが違う部分があるの、みえますか?)

17cm×23.5cm ループホチキスによる中綴じ 32pages 550部
リソグラフ2色刷り 表紙 箔押し


デザインのひきだし32 紙づかいマスターへの道

デザインのひきだし32 紙づかいマスターへの道(グラフィック社)¥2000+税

2年ぶりの紙特集のタイトルは『紙づかいマスターへの道』!

たくさんの種類の紙があっても、予算や取り都合、規格や流通などの理由で使えないことも、しばしば。そこで、前回の紙特集の後、2年がかりで集めた、印刷用紙、ファンシーペーパー、包装用紙や情報用紙、魅力的な板紙、加工紙、また印刷でも使えそうな産業用紙や機能紙など、今注目の紙を、「新製品」「透けるを生かす」「再発見の紙を使う」「ひとつ上のプロの技」「ベストセラーに使われている紙」などテーマに応じて紹介。
特集で紹介した紙の中から、131種を収録した別冊サンプル本や竹尾プリススケール、紙厚比較早見表の付録も豪華。

遠目には、地味な表紙は、表が白、裏が銀の工業用包装用紙にエンボス加工したもの。是非、手にとって見ていただきたいです。

B5判162pages
※数に限りがありますので、気になる方はお早めに!!  完売。ありがとうございます。

山口マオ 2018年版の壁掛けカレンダー、卓上カレンダー入荷

山口マオ 2018 壁掛カレンダー(ポイントライン)¥1200+税

毎年、好評をいただいている山口マオカレンダー。
使いやすさを追求して定番化したおなじみのスタイルです。カレンダー部分は、祝日や六曜、前後の月のカレンダーが印刷されていてメモを書き込む余白も十分あり、実用的。

2018年は—
かわいい一羽のピンクの小鳥が、マオ猫のもとにやってきて、一緒に過ごす幸福な一年の様子が、美しい色彩で描かれています。お正月には羽子板で遊んで、アイススケート、ひな祭り、雨の日のてるてる坊主、海での鯨つり…と小鳥と猫が、季節の恵みを楽しむ1年です。

最後の見開きには作家による解説があります。

B4判変型中綴じオールカラー28P 壁掛け式
天地228mm×250mm

ーーーーーーーーー

山口マオ 2018 卓上カレンダー(ポイントライン)¥580+税

牛乳パックの再生紙を使用した組み立て式のフレームに、毎月一枚のカレンダーが入った、
定番卓上エコカレンダー。
マオ猫とともに、月代わりで動物の仲間が登場します。

小さいながらも、祝日や六曜が印刷されていて、前後の月のカレンダーも見ることができます。
ひとことメモを記入する余白もあって実用的。

125mm×160mm 2色印刷、13枚入