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ナギサプロ 怪奇短編集『生きている霊魂』

 

ナギサプロ「生きている霊魂」(梵天劇画会)¥600+税

凡天太郎と、『墓場鬼太郎』4巻以降(いわゆるニセ鬼太郎)の作者・竹内寛行の
プロダクションワークとして最も充実期にあるナギサプロの怪奇短編3作を収録。肉体を失いながらも、霊魂は他者の肉体に宿ったり姿を変えて、果たせなかった想いを成就させたり…する怪奇ものですが、そこはナギサプロ、お色気を加えることも忘れていません。

収録作品はーーー
●凡天太郎と渚プロ『生きている霊魂』
(芸文社「漫画天国」1968年7月25日臨時増刊号 サイケデリック怪奇コミック特集)

●凡天太郎andナギサプロ『仮面の天使 第二話「妖木」』&全話ダイジェスト
(集英社「週刊明星」1968年9月29日号~10月20日号連載)

●製作:ナギサプロ 画:竹内寛『妖説 紅しぐれ』
(新星社「漫画パック」1968年8月1日号)

【読み物】
田中多美子さん(凡天太郎夫人)インタビュー続編
※竹内寛行がチーフを務めたナギサプロ~凡天太郎プロダクションへの変遷とともに、時代のせいか、豪傑や猛者揃いなのかアシスタントたちの破天荒ぶりまで奥様によって明かされます。

街灯紙芝居から三流劇画への変化の激流を泳いた梵天太郎プロダクションの作品や関連資料は劇画史をひもとくうえでも貴重です。

A5判54pages

OhBoy! 75 2017 March 「Must Go Seoul 2017」

OhBoy! 075 2017 March「Must Go Seoul 2017」¥833+税

ファッション写真家のキム・ヒョンソンが「動物福祉と環境を考える」ことを目的に2009年に創刊したファッション文化雑誌、OhBoy!。

年に10回発行される定期発行物で、号ごとの特集は、ファッション、都市(NY、パリ、ベルリン、バルセロナetc.)、書店、雑誌、ジン、そのときどきのソウル最新情報、地球環境やエシカルな生活、などなど。これに、セレブ達のグラビア、スローライフや動物福祉のメッセージ、写真、イラストなどが加わり構成されています。

進行形のカルチャーと地球環境や動物との共存に関心を向けてもらうべく、アイドルやセレブを起用したファッション写真とデザイン性の高い誌面でも話題となっています。

75号は、MUST GO SEOUL 2017で、今、訪ねるべきソウルのショップを紹介。ベリタリアンレシピやワンちゃんの里親募集の加えてキム・ミンジェ、チョン・ソミ、2PMも登場。

22.7cm×30cm 96pages

新しくできたOhBoy!のショップも紹介されています

ただのファッション写真でなく、動物愛護のメッセージも発信しています。

ICHASU イチャス「SUKAPONTAN」

ICHASU イチャス「SUKAPONTAN」¥926+税

芸大在学中はデザインを専攻し、オモチャを改造して作品を作ったいたが、卒業制作でマンガを制作したのを機に、おちゃらけキャラが自由に生きるPOPな世界を、なめらかでクリアな線と鮮やかな色使いで描いてきたアーティストICHASU。

コミックに登場するようなキャラクターを描きながら、5年ほど、漫画から遠ざかっていた彼女が
2016年大阪excubeでの個展で、久々にマンガを描きました。

おいしいものに目がない主人公が、その空腹を探知した謎の「句売る句助け隊」にいざなわれ、旅に出るのですが、なかなかおいしいものに辿りつけぬまま紆余曲折のうちに神様と出会うものの、主人公と登場人物たちは神様に翻弄されて…とんでもない体にされてしまうのでした。

フリーキーなまでに奇想天外、数ページにわたって描かれる絵巻物のような構成…
杉浦茂やキクチヒロノリ、ネルノダイスキなどが好きな人にオススメかも。ポップでダイナミックなICHASUの世界をお楽しみください。

大橋裕之 幻の初期作品集『ゾッキA』

大橋裕之 幻の初期作品集『ゾッキA』(カンゼン)¥1300

漫画家、イラストレーター、ときに俳優として活躍する大橋裕之の初期作品集。ゾッキBもまもなく発売予定の2冊セットになります。

自費出版の「謎漫画作品集」「週刊オオハシ」をはじめ、マンガ誌やミニコミ誌などに掲載された活動初期の作品に加え、描き下ろしの「遠浅の部屋から~2006 逃避~」や、ミュージシャン・ロマン優光による解説も収録。

単行本を何冊も上梓し、雑誌の連絡も抱える作者の、これまでの作品の向こうに初期の作品を振り返ると、まだ何者でもなかった、何にも形容されなかった、生な作品にふいに出会ったようで衝撃的。
どうぞ、週刊大橋を手にしたことのある人もない人もぜひ、デビュー直後の漫画家大橋裕之に出会ってください!!

【収録作品】
伴くん/父/秘密/Winter Love/プロレス/オサムをこんなうさんくさい道場に通わせたくありません/犬死くん 第1話/日本/旅/アルバイト/光走族について/風習/プレゼント/全部燃やせ/37才/小松製パン/朝/判断/おっぱい/雨の日/偉人/石鹸の香り/殺人
[描き下ろし]遠浅の部屋から~2006 逃避~
解説 ロマン優光
あとがき

A5判160pages

↑何かが激しくほとばしってますよね?!

 

Paul Schonberger ポール・ションバーガー「The Gentlemen of Oniontown」

Paul Schonberger「The Gentlemen of Oniontown」¥1481+税

オーストリア人の著者ポール・ションバーガーは、アジアのバーコードヘアにフォーカスした写真集up and overを出版した人物。
今回は、数年にわたって東欧あたり?の“おやじ”たちをスケッチしつつ、彼の脳内にある町オニオンタウンの住人としてコレクションし、このコミュニティを数年にわたって築いてきました。

約150人の個性的なポートレイトに、それぞれの男たちの経歴や性格、町の役割や人間関係が付された
オニオンタウン紳士録はテクストはすべて古いタイプライターで打たれ、表紙も活版の風合いを感じさせる黒箔押しです。時間の経過とともに変色し古びた質感を増すアドニスラフを使用。数年かけてデザインが完成する予定です。

A5判152pages
※ページのノンブルの順番が一部来るっていたり、罫線が斜めになっている部分がありますがデザインの一部で、乱丁ではありません。