投稿者「タコシェ」のアーカイブ

品切だった第1作品集が増補再版 不吉霊二「新 ぜ〜んぶ!不吉霊二〜不吉霊二短編漫画集」

不吉霊二「新 ぜ〜んぶ!不吉霊二〜不吉霊二短編漫画集」 ¥1364+tax

品切れでお問い合わせを受けることも多かった、不吉霊二さんの作品集第一弾(自主制作)が増補再版されました。

19才から20才にかけて描いた最初期作品を集めたもので、2016年当時は主に京都、2017年当時はキューバ滞在中に描いたものとなります。
作品の舞台は、故郷の広島だったりちょっとエキゾチックな場所だったり、田舎だったり街の中だったり…。

2018年の初版では、漫画雑誌「架空」15号に寄稿したこともあり不吉霊二が、架空編集人の川勝徳重らのアドバイスのもと自身で編集・発行したそうです。

ペン、マジック、水彩、鉛筆、さまざまなタッチで描かれた、胸がキュンとしたりちょっとせつない青春?の日々を描いた漫画、ときどきドローイングや写真といった内容で、キラキラのホログラムのカバーに包まれています。

A5判268pages
2021.10 2刷

季刊黒猫 2021 秋 

季刊黒猫 2021 秋 ¥1000 + tax

東京・高円寺円盤(現・黒猫)から長野県伊奈に活動拠点を移した田口史人が、これまでに全国巡業で出会った各地のユニークな才能を結集して、季節ごとにお送りする詰め合わせzine。

様々なペーパー類がB5サイズ大の袋にたっぷり詰め込まれています。今回は、中古レコードのほか古マッチ箱も封入されています。また表紙カバーには、伊那の黒猫実店舗のお向かいの元・紙問屋さんに残されていた襖紙を使用しています。そのため、紙のとり方で無地だったり模様が入っていたりします。

カード、スナップ写真、ステッカー、ミニポスター、ペーパー、冊子など各種が詰まったお楽しみ袋で、内容も、日常雑記やエッセイ、お料理レシピ、趣味や自由研究の報告(粘菌、パイプ、レコジャケ、純喫茶etc.)、創作、街ネタ、世界情勢などなど様々です。

寄稿者は=====
松本の相澤和典(おっとぼけ美術館)、福井の写真家・浅田暢夫、紙芝居の飯田華子、岡山のパイプマニア石原慧、上野茂都、姫路のゑでぃ鼓雨磨、富山の大谷氏、京都hand saw pressの小田晶房、福岡の鹿子裕史、大阪の喫茶アオツキ、山形の今野修、神戸の漫画家ささやん、歌や演奏などの佐藤幸雄、宮崎のスケサク、アーカイヴァー鈴木啓之、札幌の台湾料理ごとう、佐渡島のタガヤス堂、黒猫&円盤&リクロ舎の田口史人、鳥取のタナカ、高知のにこみちゃん、ハロー、彦根の半月舎、sweet dreems pressの福田教雄、福岡のボギー、大阪の粘菌家族マメホコリ工房、見汐麻衣、岩手のミャンマー音楽研究家・村上巨樹、伊勢市のMOLE FACTORY、ロック漫筆・安田謙一、湯浅学、仙台のよしぎの、豊島で生きる・よしのももこ

上海発のカルチャー誌 True Guide for Shanghai Culture ケチャップ ketchup. #3 2021. Autumn おいでよ、僕の部屋。

True Guide for Shanghai Culture ケチャップ ketchup. #3 2021. Autumn おいでよ、僕の部屋。¥650+tax

上海発、現地の人たちへの取材を通して、上海文化を日本語で発信する季刊誌です。
グルメやアートもいいけど、上海を知るなら、そこに暮らす人のお部屋を見るのが一番。ということで、都築響一さんの「TOKYO STYLE」の2022年上海版のような特集です。

登場するのは—
はじめて手に入れた老房子の20平米の部屋を中古品でリノベして愛猫と暮らすモデル兼フォトグラファー、古民家を20年代の日本家屋風にリノベして暮らすハンバーガー店オーナー、屋上の違法増築部分をミニマルな快適空間にした日本人建築士、厳選中古家具で北欧ビンテージ家具風インテリアに囲まれたマンション住まいの香港人、インテリア雑誌に出てきそうなマンションに暮らすDJ、田園風景に囲まれたリノベ倉庫住まいのアーティスト、地下アトリエつきアーティストレジデンス兼雑誌編集部という秘密基地めいた物件を運営するアーティストなどなど。
広大な一戸建てから狭小物件まで様々ですが、それぞれ自分の快適を追究したこだわりの空間になっています。

連載「SACHIKOの部屋」では上海で活躍する女性が登場しますが、今回はモデルとして世界で活躍した後、ブランドを立ち上げ、フィットネスジムを運営するなどして美しいライフスタイルを提案するMassonさんにインタビュー。

A4変型28pages
#2「食の上海。」もあわせてどうぞ。

木村衣有子編「底にタッチするまでが私の時間 よりぬきベルグ通信1号から150号まで」

木村衣有子編「底にタッチするまでが私の時間 よりぬきベルグ通信1号から150号まで」 (木村半次郎商店)¥1600+tax

新宿駅ビルの地下にある小さな飲食店『ビア&カフェ ベルク』が毎月発行するフリーペーパー「ベルク通信」のバックナンバーから、するどい短文やしみいるエッセイを選び出したベスト版的ベルク通信。

1970年に純喫茶として開店したベルクは、1990年、創業者の息子に引き継がれ、ベルク通信はお店が「大衆喫茶食堂」として変化・成長をはじめる94年に発行されます。
手早く手頃な価格で良質なものを提供し、多くの人が足を運んできたお店は、2006年に駅ビルのオーナーが代わったことから、退店勧告を受け、何年にもわたり、それに抗い営業を続けてきましたが、この本は、その困難な時代以前の、いわばお店が在り方を探り、お客さんと共有してきた青春時代の記録といえます。

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第1号の「店長よりご挨拶」と題したコラムの中には、こんな言葉が見つかる。
「妙な言い方になりますが、読者となられるお客様に、少しでもつけいる隙を差し上げたい」するとこの一冊も、隙の産物ともいえる。1号から150号まで、それは1994年から2006年までの記録でもある。そのあいだの出来事はもはや昔話といえるのではという感もなきにしもあらず、とはいえ「ベルク通信」の中からはきっと普遍的な価値観を映した文章を数多見つけ出せるはずだと思った、私の予想ははたして裏切られなかった。(まえがきより)
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目次
・よりぬきベルク通信(いらっしゃいませ/お客/コーヒー/味/ここで働く/ビール/無駄なものを削れば必要なものを守ることには、ならない/誰かの記憶と結びつかなければ始まらないとすら私は思うのです)
・グラビア「近頃のベルク」
・エッセイ「サイレントベルク2021春」「ベルクに行けばなんとかなる」木村衣有子
・編集後記「駆け出しベルク通信、今日に至る 愛染恭介(「ベルク通信」編集長)」

メニューで埋め尽くされた外壁、コーヒーやビール、ソーセージなどのおなじみのメニューがカラーページに収録されています。

四六判 無線綴じ 136pages
装丁:木村敦子(盛岡の街雑誌『てくり』/kids)
2017.11.10

椋本湧也 編著「26歳計画」

椋本湧也 編著「26歳計画」 ¥2000+tax

沢木耕太郎さんが乗合バスでユーラシア大陸横断の旅に出たのが26歳。高校生のときに『深夜特急』を読んでからというもの、「26歳」という年齢は自分にとって特別な響きを持ち続けてきました。

そしてやってきた26歳。奇しくも世界的なパンデミックが襲来し、渡航はおろか、家から出ることすらままならなくなってしまった。そんな「旅の適齢期」に、この世界の26歳たちは一体何を考えているのだろう。身体的な移動が制限される中で、この想いを言葉にのせて、彼らに会いに旅に出てみよう。そしてその出会いの足跡を一冊の旅行記にしてみよう。そう思い立ったのです。
(「はじめに」より)

そこで、企画・編著の椋本湧也さんは、同期の26歳の若者に向けて、26歳をタイトルに文章を書き、自分の知る魅力的な26歳に企画をつなげるように依頼。
こうして、集まった料理人から宇宙工学者、俳優から機動隊員まで、総勢48名の文章のアンソロジーが本書となります。

実際の旅、人生の旅、時間の旅….それぞれの想いを綴ったコロナ時代の旅の本。

デザイン:脇田あすか

W107×H174mm ガンダレ製本 208pages