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パニョス・チカーノス〜ルノ・ルプラ=トルティの刑務所芸術コレクション

4月 28日 @ 12:00 AM - 5月 11日 @ 8:00 PM

パニョスとは、メキシコ系アメリカ人”チカーノ”の囚人たちが、手紙代わりに、塀の外の家族や友人にあてにイラストを描いたハンカチのことです。

犯罪、薬物、売春、ローライダーなどのギャングらしいモチーフはもちろん、アステカの戦士や都市、聖母マリアやイエス・キリスト、漫画やアニメのキャラクター、白鳥やハートやバラなどのファンシー要素まで盛り込んだイラストは、アメリカ、メキシコ両国の伝統文化〜大衆文化の豊富なヴィジュアルのボキャブラリーがちりばめられています。

自身や周囲の囚人の刺青や印刷物を参考に、そのモチーフや技術を引き継ぎながら、チカーノのアイデンティティと文化を築き上げたこの刑務所芸術を、フランス人アーティスト/キュレーターであるルノ・ルプラ=トルティのコレクションからご覧いただきます!

パニョスに描かれたモチーフはチカーノが受け継いできた歴史と文化の象徴です。パッと見、ギャングらしい?鷲の絵も、メキシコ国旗にもあるアステカの古都テノチティトランを象徴する蛇をくわえてサボテンに留まる鷲に由来します。上の画像のマリア像も、16世紀に原住民の農夫が、アステカの女神の神殿があったテペヤクで目撃し、寺院建立を託されたという浅黒い肌に原住民の伝統的衣装を身にまとった聖母で、メキシコの守護神ともいう土着の”グアダルーペの聖母”なのです。

ひとつひとつに込められた意味を読み解くことで、一見私的な作品から国や民族の歴史と人間の様々な感情〜愛、信仰、夢、希望、絶望、後悔、悲しみ、怒りetc.〜も見えてきます。

展示にあわせて、パニョスを見る手助けとなるテクストを収録した、ルノ・ルプラ=トルティ自身が編集・デザインを手掛けたカタログをはじめ、関連書籍を販売いたします。

※約500枚のコレクションから2箇所での展示となります。
会場は、タコシェと渋谷のアップリンクになります。期間が異なりますので、ご注意ください。
タコシェ|TACO ché
2018.4.28 (Sat) – 5.11 (Fri)
アップリンク渋谷|UPLINK
2018.5.8 (Tue) – 5.12 (Sat)

鷲の翼をつけたアステカの戦士とヘビ。チカーノのアイデンティティの象徴のひとつがアステカにまつわるものです。

三日月に乗って太陽の光を背負ったグアダルーペの聖女。原住民と同じ浅黒い肌を持ち、メキシコで最も敬愛されている。

ローライダー(改造車)はチカーノ発祥の文化。貧しく新車を買えない彼らは、中古車をクールに改造し、低い車体でゆっくり町を流した。ピエロのメイクは感情の抑圧の象徴で、誘惑する女性たちの表情にも…。

家族〜特に子ども〜には、誕生日や記念日や行事の際にアニメキャラを描く。漫画やアニメキャラの模写は、初心者向きのモチーフなのだそう。

詳細

開始:
4月 28日 @ 12:00 AM
終了:
5月 11日 @ 8:00 PM
Web サイト:
https://www.facebook.com/events/1926660804075330/

主催者

TACO ché

会場

タコシェ
中野5-52-15 中野ブロードウェイ3F
中野区, 東京 1640001 Japan
+ Google マップ
Web サイト:
http://tacoche.com