1968年に水木プロに入り、水木しげるの下で、つげ義春、鈴木翁二、つりたくにこ、古川益三らとアシスタントをしていた土屋慎吾先生。超多忙の職場で、鬼太郎の絵を描くなど重要な仕事も任されるようになっていたのに、自身の作品を描くために長期休暇を申し出たり、遊びに行きたくて仕事をさぼる、風俗通いや婚活など女性関係も盛んで、ついに解雇されてしまう。

それでも水木先生には暖かく送り出され、結婚を控え、仕事も家も失い、背水の陣で漫画家としての独立を目指した土屋慎吾先生。

続編では、結婚し、フリーランスになっても、相変わらずというか、ますますハメをはずし、夫を支えて、勤めに出て家事までこなすしっかり者の妻の負担ばかりが増え、ついに堪忍袋の緒が切れた妻は自主退職して夫の自立を促す。しかし、尻を叩かれ、しぶしぶ持ち込みをはじめたところ、エロ劇画に活路を見いだし、次第に多くの仕事を受けるように…!!!
ところが、少し羽振りがよくなると、取材と称して風俗に通うやら、浪費をするやらで、いつもの悪いクセが出て、連載を抱えるようになると、かつての師まで見返し、天狗になってゆく…。そんな土屋先生を待ち受ける運命はいかに??

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