2005. 9.      トップへ

  by Ayumi NAKAYAMA

●05.09.24 「僕の小規模な失敗」
 タコシェでサイン会を予定でしている福満しげゆきさんの「僕の小規模な失敗」が入荷しました。ご自身の高校時代から最近までを自伝的に描いたもので、漫画を描きたいけど描きたいものや描くべき特別な経験や奇想天外な発想もなし、積極的に人脈を作ったり自己アピールもできない…、自分に才能なんかないんじゃないかと迷い悩み、それは恋愛に対してもまったく同じで恋も仕事も八方ふさがり。工業高校を中退し、夜間高校に入り直して、留年し、気づけば、同じ年の人と4年遅れで大学…というもたつきよう! 最近までアックス誌に連載されていたものですが、まとめて読むと、閉塞した日々から、最後の最後、追いつめに追いつめられて起こしたアクションから環境が変わってちょっと光がさす、その光の眩しさと暗い毎日のコントラストが絶妙で、最後は「よかったね〜」と主人公を祝ったり応援したくなったり。それに、ただ悶々とかわり映えせずに漫画を描いているようでいて、つまらない筋トレや基礎練習をしているうちに、あれ?案外地力がついていた、みたいな成長ぶりを味わえたりします。その独特な「あれ?」感や「よかったよかった」な気分をぜひぜひ味わってみてください!

●05.09.23 デジャヴュ
 テレビの取材のオファーがあったのが突然キャンセルになりました。以前にも同じ番組で取材を申し込まれていろいろとセッティングしたうえでドタキャンになったので、今回、取材の申し込みをいただきたとき、「そういえば…」とイトーにその経緯を話したのですが、今回、私が不在の間にイトーが断りの電話を受けて「また機会がありましたら、よろしくお願いします」と言われて、彼は「以前にもそうおしゃって直前にキャンセルされましたが」と応えたようです。店員としては随分きつい言い方かもしれませんが、ちょっと「よし」という部分もありました。
 もし私が直接応対したら、どう応えたかな?と考えると「はい、以前にも一度、直前に話が流れてしまったので、次こそは三度目の正直で是非取材していただきたいです。よろしくお願いします」かな。

●05.09.22 夢の空間
 Tシャツを納品がてら、明日から原宿で展示(インフォメーション参照)がはじまる作業中の友沢画伯の様子をちょっと覗いてみました。すっかり夜になった頃ですが、これからが山場だと壁画を描いたり、女性たちがファンシーなオブジェを作りこんだりと大忙しなかんじです! 開場まで秒読み状態!? 私は友沢さんに特別に許可していただき、子供パーティday(25日)に子供にまじって参加させて頂く予定です。小さい頃、テレビの子供用の番組ロンパールームとかピンポンパンを見て、あのセットの中で遊んでいる子供たちが羨ましかったけど、あれから30余年の歳月を経て、またひとつ夢が実現します。(写真は部分。これから急速にもっと埋まります)

●05.09.18 友沢ミミヨさん半日店長day
 こぢんまりとでしたが、友沢画伯の半日店長、なごやかな雰囲気で終了しました。雑誌などに告知が乗らなかったのでサイン会のようなかんじではなかったのですが、お一人お一人のお客様とお話する時間がとれて、友沢さんご自身が、シャツのサイズに迷うお客さんに「そっちの方がちょうどいいですね」とお見立てもしてくださり、(ニコニコ話しているので私はてっきり友沢さんのお知り合いなのかと思ってみていたら、お客さんだったりするのです)アットホームなかんじがよかったです。

●05.09.17 銀ブラ
 銀座のプランタンでもスズキコージさんの展示(お店の入り口でライブペインティングもする)をふりだしに、京橋のask?でしりあがり寿さんの展示、松坂屋で75才から画家デビューした丸木スマさんの展示など画廊めぐりをしたあと、店に出て友沢さんの半日店長の準備。写真は途中の伊東屋で買った藤原弥生さんの活版印刷のカード。

●05.09.16 タコシェ初のS&M本
 友沢ミミヨさんの半日店長dayにあわせて本も作っています。友沢さんがフランスに渡る前S&Mスナイパーに連載していたページ2/1サイズの読み切り漫画を集めたもので、最近、コンピュータを使っている作品とは違ったオール手描きの漫画で、ご本人も手描きばかりで仕事をしていた時期の筆の勢いや線をひく勘が冴えた感じがある!とまさに自画自賛の、しかし内容的にはちょっとアホな(思考がリセットされちゃうような…)ものです。画伯の提案で、お肌に貼って遊べるタトゥシールがおまけについてます。また、私の製本の師(といっても私が落ち零れで師の知識や技術を何も吸収できてないので、私を見て何を教えているのだと思わないでほしいのですが…)内澤旬子さんに教えていただき、ちょっと高級感ある?あるいはSM感の出た鋲どめの本にしました。鋲どめがたいへんなので120部限定です。サインも入ってますので、どうぞよろしく。

●05.09.14 しりあがりさんのサイケな空間
 京橋のask?にしりあがり寿さんの展示「オレの王国にベンチを置いたよ」を見る。ギャラリーの壁はもちろん、床にも天井にも和紙の襖紙をはりめぐらして、そこに墨でとんでもない大きな絵を描いているのです。この方法は去年に続いて二回目なのですが、去年は全体に絵がちりばめられている感じだったのに対しては、今年は大きな顔の絵の目なら目の瞳の黒い丸の中にその丸を枠にした人物が描かれていたり、大きな絵柄の中に小さな絵柄が入れ子になっていたりと、より構成が面白くなり絵の中に絵があるその絵の中にお客さんがいるという、しりあがり流弥次喜多のサイケにも通じるサイケな雰囲気を味わうことができました。そう小さな画廊空間を旅しているかんじ。絵はお客さんが自由にトリミングして買うこともできるので、つかみどり大会みたいなかんじで?お買い物自体も楽しいんです。

●05.09.13 マスターズコミック
 山川直人さんの新作単行本「コーヒーもう一杯」が、知り合いの喫茶店マスターたちにたいへん好評。タイトルにコーヒーが入ることから、気になって読んでみたら、「この作者はコーヒーをよくわかっていらっしゃる!」と嬉しくなったり、そこに描かれているドラマがお店をまもりながら多くの人の出入りを見てきたマスターならではの共感があったりで、にわかにディープなファンになっています。「苦みもあって香りが高い、それでいて美味い、まさにコーヒーそのもの」と絶賛。私はまったくのコーヒー音痴?ですが、マスターたちがそこまで入れ込むのを見ていると、山川さんの漫画、ほんと奥が深いのだと思います。コーヒー好きの方、おすすめですよ!

●05.09.10 海とシュヴァンクマイエル
 神奈川県立近代美術館 葉山にシュバンクマイエル展を観にゆく。初日の10日にシュバンクマイエル本人をまじえたレセプションがあるというのでミーハーな気持ちから。展示は奥さんのエヴァさんとシュヴァンクマイエルの絵画やオブジェ中心でコラージュで作られた架空の生き物などいっぱいあって博物館っぽい雰囲気もあり。レセプションでシュヴァンクマイエルは関係各位への丁寧な挨拶を手短に述べ、あとは歓談タイムということで、「新作のこととかも何かちょっと話すかな」と勝手に期待していた私はちょっと拍子抜けしましたが、一色海岸を臨むパーティ会場はとてもいい雰囲気でした。展示は11/6までです。

●05.09.08 おくやみ
 タコシェが以前、発行していたフリーペーパーで、お話をお伺いした見沢知廉さんの訃報に接する。 
 左翼・右翼活動に事件・刑務所生活という特殊な経歴が注目されがちでしたが、機会があれば「天皇ごっこ」(新潮文庫にもなっています)「調律の帝国」などの小説、ノンフィクション「囚人狂時代(獄の息子は発狂寸前)」など作品そのものもご覧ください。

過去の日記
          05.08 05.07
2005
05.01
05.02
05.03
05.04
05.05
 05.06
04.12
04.11
04.10
04.09
04.08
04.07
2004
04.01
04.02
04.04
04.05
04.06
03.12
03.11
03.10
03.09
03.08
03.07
2003
03.01
03.02
03.03
03.04
03.05
03.06
02.12
02.11
02.10
02.09
02.08
02.07
2002
02.01
02.02
02.03
02.04
02.05
02.06
01.12
01.11
01.10
01.09
01.08
01.07
2001
01.01
01.02
01.03
01.04
01.05
01.06
00.12
00.11
00.9.10
00.08