2004. Aug.      トップへ

  by Ayumi NAKAYAMA



●04.08.31  噛みしめ
 歯を治療中の私は、知人に紹介してもらい、噛み合わせの専門歯科へ行き、診てもらった。その結果、噛み合わせはまあまあだが、「噛みしめ」癖が強く、これを治した方がよいことを指摘された。噛みしめとは歯のくいしばり癖で、何かに夢中になっているときはもちろん、寝ている間も動かさない歯ぎしり同然、強く歯に負担をかけているそうで一晩の噛みしめは一生分の咀嚼に匹敵するとまで言われているそうで、虫歯や歯周病、肩こりなどの原因になりやすいとのこと。
 噛みしめ癖の強い人は奥歯が虫歯になりやすく、上あごの奥の方の骨が厚くなって隆起しているのですぐに見分けがつくのだそう。どうですか?? あてはまりますか? で、これを治すには、とにかく上の歯と下の歯の間にわずかな隙間を作るようにすればいいそうで、口元をたえずゆるめなくちゃいけない。子供の頃、ボーと口をあけていると注意されたもので、今さら口をゆるめるのもたいへんです。あと寝ている間は無意識に噛んでしまうので、専用のマウスピースを作るという方法もありますが、それは高いので、SMの猿ぐつわをしたらどうだろうか、などと考えています。これからは歯のためにしまりのない口元で行くことにしました。皆さんも、頑張って歯を食いしばったりしないように気をつけてください。本や店に関係ないことですが、大事なことなので書いておきました。

●04.08.30  宴たけなわ
 川崎タカオさんのフェア「へたれの宴」もたけなわ。初のマンガ本『へたれチキン』発売を記念してのフェアで、主人公のへたれチキンにちなんだわけではないが、脱力系手作り小物類が注目です。
 たとえば掛け時計。小さな木枠と時計針と電池で稼働するキットの三点を別々に川崎さんが買ってきて、へたれチキンをあしらった文字盤をセットして組み立てているのですが、当初、針が長すぎて、額につかえて回転しないという問題が生じました。そこで、川崎さんは額に合わせて秒針、分針、時針をそれぞれ微妙に角度に差をつけぶつからないように曲げることで問題を解消。ビジュアル的にははみ出た針が曲がった時計といった印象でしたが、堂々これを出品しました。価格は材料費がまかなえるギリギリに設定し、お求め安く良心的。こんな経緯とビジュアルだけで十分に「へたれ」です。しかし、針のことを気にして、期間中、川崎さんは、短い針を新たに買い直し、セットし直し、根本的に針問題を解決しました。もはや原価われをおこし、へたれ度もさらにアップという感じです。
 このように、ちんまりしているけどなんだか熱いへたれグッズの数々、あたたかい目で見てください。

●04.08.28〜29  DM配布の旅
 週末はDM配布活動。この日は主に中央線沿線。三鷹まで出て、一駅ずつ戻りながら配る途中下車の旅。DM配りの楽しさはあちこち出歩けて、いろいろなお店を見て、ときにはお店の人と話ができること。「あと一時間くらい、ここで本を見ていたい」なんて後ろ髪ひかれつつ、目についたものを買って次の目的地へ。
 29日、日曜日は昼間、旭堂南湖さんの講談を聴きに両国亭に。場所にちなんで、お相撲さんのお話。南湖さんは関西の講談師だから、江戸の相撲取りや谷町も関西弁で話すことになって、最初の数分はそれが不思議な感じに聞こえるのだけど、関西弁の語りのリズムに馴れてくると、心地よくなる。あるいは、南湖さんは多くの講釈師のように力んだりタメをつくることなく、落語や漫談みたいにさらさら話すから、ごく自然に聴けたのかもしれない。
 南湖さんは最近、タコシェに自費出版の本「世界の中心で講談をさけぶ」を納品してくださり、メールのやりとりはしていたのだが直接お目にかかったことがないので、公演後にご挨拶を…とも思ったのだが、なんか恥ずかしかったり、「こんな人だったのか」とガッカリされるんじゃないかと思って、そのまま失礼してしまった。もっと大人にならなくては…。
 先日も、とあるミュージシャンにライブハウスで「僕のこと知らないでしょ」と訊かれ、CDを聴いていたのに「知っていますよ。聴いてます」というのも何かわざとらしいようで恥ずかしく、ぽつり「知らなくはないです」とよくわからない返事をしていた。ああ、大人にならなくては…。タコシェにいて、接客するぶんには、「○○を聴いてますよ」と普通に応えるのに、アウェイでは人みしりに戻る。リハビリしなくては。大人になりたい。(ってもう十分大人の年ですが)各所での失礼、無愛想、まとめてお詫びしておきます。
 夕方からは小田急沿線にDM配り。DMを配りつつ、本以外にも、吊るしカゴ、ルバーブのコンポート、チキンカレー、マンゴプリンなどなど購入しDMは減っても荷物は増量。アンティークの掛け時計まで買おうかどうか迷ったが我慢してよかったかもしれない。あくまでDM配布、買い出しではありません。

●04.08.27  いぬちゃんから見たまつり
 高円寺の阿波踊りで、加藤賢崇さんが創り出したキャラクター、いぬちゃんの活躍を見る。コーヒー豆屋さんジャンゴの店先で、希望者がいぬちゃんの着ぐるみの中に入って、往来の人々に手をふったりご挨拶をするのだが、次から次へと子供たちがやって来ていぬちゃんに抱きついたり、女性がいぬちゃんを撫でたり携帯で撮ってゆく。いぬちゃんは大人気だ。中に入った女性も汗をかきながら、子供たちの喜びようが嬉しくて「楽しくてやめられません」と満足そう。いぬちゃんの中にも外にも幸せが…。
 着ぐるみを脱いでの休憩中、小さな男の子がお母さんといぬちゃんをもう一度見ようとやって来たが、店の前に胴と足と頭がバラバラになって積み上げられた変わり果てた姿を目の当たりにして、地面にベッタリしゃがんで泣き出し、お母さんに慰められたものの、やがて駆け去っていった。いぬちゃんの背後から見た小さなドラマに感動。

●04.08.26  飲み食いDM 配布
 私がここ数年、何かにつけて病院に行くのは、父親が早くに亡くなったため、その享年から余生を逆算してしまうせいかもしれない。そんなことを治療院の先生に話したら、そういう人は多く、先生の元にも、それぞれのX才まで熱心に健康に気遣い治療院に通い、それが過ぎたとたんに全てを忘れ、お気楽に過ごしているゲンキンな人々が数知れないという。
 親の享年からシミュレートする余生は、本当に年をとって体や気力の衰えを実感したうえで考える余生とは違うと思う。第三者に話してみて、余計な先取りをしているような、すごい妄想の時を過ごしているような気がしてきた。ハムレットをはじめとして、ドラマの中には亡父の幻影がよく登場するけど、自分もいつからか亡父と妙な関わりをしていたものだと反省。彼岸の人々とも健全に関わりたいものです。
 夜、西荻在住のE嬢に案内していただき、西荻エリアにDM配布。お願いにあがったお店でおいしいご飯を食べたりお茶を飲んで、仕事は捗らず。でも、語らいながらのんびりご飯を食べたりお茶を飲む心地よさを久々に味わって、ほっこりした気分。

●04.08.25  鳩山さんグッズもぞくぞくと
 鳩山郁子さんの新刊も発売となりました。タコシェでの展示が決まって、雑貨店みたいなコンセプトを固めてから、鳩山さんは着々と準備をすすめてきました。「バッヂを作りましょう」と言えば、さっそくにモチーフを10個くらい描いて見せてくれたり、「ワッペン用のケースにラベルを貼りたいとのだけど…」とラフを出して意見を求め合ったり、小気味いいくらいテキパキと仕事を片付けてゆきます。ピンバッヂやワッペンもできて、鳩山さんもタコシェもはじめて作ってみたのだけど、思った以上にうまく仕上がりました! さらに、各グッズに合わせてお手製のケースや入れ物を用意、豆本同様に鳩山さんお手製のすてきなリボンのついたケースやスタンプのついた小箱などなど…。この一手間が鳩山さんらしく、きれいなものやかわいいものをさらにきれいにかわいく見せるてくれる。どれもとても素敵です。数に限りがあるので、どうぞフェア期間中にお見逃しなく!

●04.08.23  麻布十番まつり
 六本木ヒルズができて、賑わう十番まつり。宣伝美術は例年通り宇野亜喜良先生。宇野先生の幟やTシャツ、団扇がいたるところにあふれる十番。昨年は、仕事が終わってから行ったため、屋台はあらかた終わっており、まつりの後のうら哀しさだけを味わったので、今年は昼から見物し、屋台の食い歩き。韓国屋台には「ヨン様 500円」という謎のメニューがあったり、カレイドスコープのお店では鳩山郁子さんが描くようなグラスマーブルを使った万華鏡もあり、どうしてあのガラスの中に美しい等間隔の縞模様を入れることができるのだろう…と小さな球体を覗いてはますます不思議な気分になった。

●04.08.20  気がつけばシャブ中のように
 脇の下にシコリがあるのに気づき、病院に行く。ここ数年、私は何かにつけて病院に行き、レントゲンをとったり、内視鏡を飲んだりして、「全く異常がない」と言われている。今回もレントゲンやエコーの検査を受けたが、「ここにシコリがあります」というと、先生も技師さんも「これね」とすぐにわかったもらえて、(お、今回は私の気のせいじゃないぞ、話が通じる)と手応えを感じた。結果は、「リンパが腫れている」だけだそう。自分では小さなシコリと思っていたが、3センチくらいあると言われてビックリ。それより、採血がなかなかできずにやり直しを繰り返すうちに腕が針の跡と絆創膏だらけになり、シャブ中と間違われやしないかと心配になった。病院からの帰りはいつも、元気っていいな、生きてるって嬉しい〜と思って、おいしそうなお店に入ってご飯をもりもり食べてしまう。

●04.08.  イベント&それから
 ロマン優光交流会、太田螢一悦覧室、中原昌也サイン会などイベント続き。当日の模様などは、イベントコーナーをご覧ください。それぞれの打ち上げというかイベント終了後の食事&トークタイムも盛り上がる。特に太田さんは朝4時までトークショーの続きが…。寝食を忘れて準備をして疲れているはずなのに。これだけ体力とネタがあればトークショー第二部、第三部もできそう、オールナイトイベントもいけそう。問題はスタッフと観客の体力がもつかどうかである。


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