ミニコミ」カテゴリーアーカイブ

ねこまんま 「芸術新潮吹」

芸術新潮吹

ねこまんま「芸術新潮吹 Vol.1」¥1200

uncoステッカーや、なじみのロゴをダジェレ感覚で加工したステッカー&Tシャツで、ショップのみならず、あちこちの空間をゲリラ的に侵食するねこまんまさん。

ステッカーは、こんなかんじ。ひとつひとつ自身でカットして作っているそう。

デジタルな感じに小さくするとuncoもクール。

unco 小

ほかにも、○ück offや人差し指でなく中指で指すhandsなども…

さてジンの方は自身の作品とその作品がある景色を切り取りコラージュしたアートブック仕様。カタログというよりは、これ自体がねこまんま作品をモチーフにした作品となっていて、表紙のuncoも両面接着されたステッカーで、とりはずして別の場所に貼ることができます。B7判44P

芸術新潮吹

芸術新潮吹

芸術新潮吹

なお、ねこまんま+ミュージシャンCDRでユニット”便器グルーブ”としても活動中。

ステッカー、Tシャツもあわせてお取り扱いしています。

eimi ガールズイラストブック、トートバッグ

eimi イラストブック

eimi イラストブック ¥1050

イベントや展示などでガールズイラストを描くeimiが2009年から2010年に自身のサイトで発表した水彩とアクリルで描いたイラストの中から12作品をプリント、レースペーパーを添えてパックしたもの。

13cm×13cm 12P

eimi イラストブック

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eimi「トートバッグ」¥1050

eimi作品の女の子たちをシルクスクリーンでプリントしたコットンバッグ。
幅36センチ×深さ37センチ×まち11センチ
無漂泊コットン 肩掛けできます。

イラストは、roller skates,dive,geminiの3種類

eimi トートバッグ

アニメルカ vol.4 特集:岡田麿里とアニメの物語論

アニメルカ04

アニメルカ vol.3 特集:岡田麿里とアニメの物語論 ¥1575

前号の「アニメ表現論」と対置する形で「岡田麿里とアニメの物語論(ナラトロジー)」を特集。

【巻頭インタビュー】
脚本家 岡田麿里 インタビュー:現代を代表する気鋭の脚本家・岡田麿里に対して、過去の取材を分析した上で、これまでになかった生理や射精、ニワトリ等のモチーフにも斬り込む。

【クロスレビュー】
岡田麿里作品 クロスレビュー:岡田麿里がシリーズ構成・脚本に関わった中から主な20作品をとりあげ、一作につき三人の論者によるレビューを付す。執筆者は石岡良治、サカモト、しねあい、杉田u、喉、bono、反=アニメ批評

☆クロスレビュー対象作品(18作品+2作品)
『おとぎストーリー 天使のしっぽ』
『まじめにふまじめ かいけつゾロリ なぞのお宝大さくせん』
『シムーン』
『砂沙美☆魔法少女クラブ』シリーズ
『RED GARDEN』/『デッドガールズ』
『護くんに女神の祝福を!』
『こどものじかん』
『スケッチブック 〜full color’s〜』
『シナモン the Movie』
『true tears』
『ヴァンパイア騎士』シリーズ
『とらドラ!』
『黒執事』シリーズ
『CANAAN』
『戦う司書 The Book of Bantorra』
『おとめ妖怪 ざくろ』
『フラクタル』
『放浪息子』
(+『GOSICK』、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』)

【論考】
村上裕一「ノスタルジーの文法——岡田麿里が描く自然」:『シムーン』『true tears』『とらドラ!』『放浪息子』、そして『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』までの主要作品を巡りながら、岡田作品に描かれる死や生=性、自然、ノスタルジーを論じる。

しねあい「あらかじめ運命を定められた子供たち——『とらドラ!』の歴史=物語をめぐって」:ミクスチャーマガジン『BLACK PAST』編集でもあるしねあいが『とらドラ!』をとりあげ、主役のひとり川嶋亜美の特殊な立ち位置に注視しながら、天使/元天使、メタプレイヤー/プレイヤー、ポストモダン/モダンといった対比を軸に、「運命」の認識を問う。

杉田u「本当の『フラクタル』の話をしよう。」:ブログ「ばべのれ」管理人で、『エロ年代の想像力』メンバーでもある杉田uが、問題作『フラクタクル』について、監督の山本寛、原案の東浩紀、そして脚本の岡田麿里、それぞれの役割や来歴を精緻に分析。

喉「身体が声を呼ぶ——アニメ『放浪息子』と、ある願いへの応答」:アニメ批評では珍しく心理学・精神分析を援用し、身体と声をめぐるキャラクターの成長と物語を論じる。


【対談】
脚本の物語、演出の物語、希望の物語
平川哲生(『川の光』監督) × 反=アニメ批評

アニメルカ白熱教室——トランスメディアな物語論へ向けて
石岡良治(批評家) × 反=アニメ批評

【論考】
泉信行「魔法少女アニメの過去と未来——『魔法少女まどか☆マギカ』が描けなかった少女たち」:日本における魔女っ子/魔法少女の起源から、一大ジャンルを形成した魔法少女アニメという物語の歴史を体系付ける力作。100作品あまりを網羅した魔法少女アニメ年表つき。

麻草郁「まぼろしの怒り」:「原作レイプ」問題を論じる。

【座談会】
「背景から考える(中編)——移動・記憶・アフターザクェイク」みやじ・はるを・よしたか × tricken × 反=アニメ批評:アニメにおける背景表現を論じる座談会シリーズ。

【論考】
米原将磨「声と死と」:『新世紀エヴァンゲリオン』とほぼ同年代生まれの現役高校生論客が新世代の『エヴァ』論を展開。

【座談会】
Axel Terizaki、Enthousiaste、nyoronyolo、Pazu、Tetho、mt-i 「フランスにおけるアニメ・漫画・ファンダムの歴史=物語」:6人の現地フランス人が英語圏とも日本とも違うアニメ事情—ネット文化とアニメ、フランスにおけるアニメ・マンガ受容の歴史、アニメイベント、萌えとセクシャリティ、フランスにおけるアニメ批評等々—を語る。

【表紙】
梅沢和木

【アニメルカイラスト】
斉藤新人
しまこ
Sedeto
手折
mossko

【責任編集】
反=アニメ批評

A5判202P

なまいき 01「特集:震災後を生きる」

なまいき

なまいき 01「特集:震災後を生きる」¥500

「なまいき」という誌名は“生活”を読み替えてみたもの。
特集は「震災後を生きる」。 3.11の震災後、現地に支援活動に向った人、あるいは被災地から逃れた人…様々な動きがあった中で、目に見えての震災被害はないけど明らかに以前とは違う主として東京でオルタナティブな生活を続ける人たちの声を集め、震災後の生き方を考える。

目次は
◎震災体験記:平賀さち枝(シンガーソングライター 岩手出身)/高橋辰夫(美術家)/neki(市役所勤務&ギター弾き語り)/馬場幸治(古書ビビビ店主)/笹口騒音ハーモニカ(シンガーソングライター)
◎新宿Motion店長 鶉野拓人インタビュー「ライブハウス再開への道のり」
◎橘上 書き下ろし「うみのはなし」
◎遠藤ミチロウインタビュー FUKUSHIMA!
◎あらい夜魅 フォトグラフィー

twitterなどのメディアが改めて注目された3.11後に、20歳の編者がミニコミを創刊したのは、震災後の生活や言葉をしっかりとした輪郭をもって残し、売上げの一部を募金に回すといった物や形を介した伝達を(形ある物に対して懐疑的、虚無的になってしまった今だから)改めてリセットし機能させようとしているようにもみえます。被災地でもなく避難先でもなく、今いるこの場所で考えることやできることを見詰め記録した真摯な一冊です。

B5判40P

河原奈苗 「WHEN I HAVE ….」

WHEN I HAVE DREAM

河原奈苗「WHEN I HAVE ……Dream, Scenery, and Memory」各¥1000イラストレーター河原奈苗さん(在ロンドン)の、美術大学修士課程の最終制作。WHEN I HAVE…..のタイトルで自身のイラストを6枚ずつ使い3種類(Dream/Scenery/Memory)の折り本にしたもの。

詳しい画像などは作家のサイトNanae Kawahara Illustarion Barbaraticsの中のMA Final Projectご参照ください。

102×147mm ハードカバー いずれも在庫僅かです

上:Dream

WHEN I HAVE SCENERY

Scenery

WHEN I HAVE MEMORY

Memory

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河原奈苗「Rappi Rangoku 乱飛乱国」¥1000

河原奈苗さんが多摩美術大学の学生時代に制作したイラストブック。
カラフルかつポップに女の子を描きながら、女の子が抱える幻想、妄想が現実に浸食しているような世界。
「らっぴらんごく
乱れてめちゃくちゃな世界を乱飛乱国(らっぴらんごく)といいます。陰と陽の変な世界がすみついている私の脳内が私にぴったりだと思いました」(あとがきより)

B5判50P 2008.1.8